蜂の巣駆除には網が利用される

蜂が住居の中や側を飛び交う事で、住宅の軒下や天井裏に巣を作っている事に気付く事が一般的でしょう。飛んでいる蜂が、足長蜂の巣なら、自分で虫網を使って駆除する事もできますが、スズメ蜂の場合は、専門業者に駆除依頼をすべきです。専門業者がスズメ蜂を駆除する時には、虫網が上手に使用されます。この蜂の巣駆除網やネットの利用について記載したいと思います。

足長蜂なら虫網を使って巣の駆除が可能

足長蜂は、住宅の軒下に巣を作る事が少なくありません。足長蜂は、スズメ蜂に比べて攻撃性もなく、刺されても毒性がないので、巣の駆除をせずに放置していても良いとも言えます。しかし蜂が住宅周辺を飛び交う事は気持ちの良いものではなく、また子供さんがいる場合には、万が一刺される事を考えると、やはり駆除した方が良いと言えます。軒下に巣が作られた場合、その巣を虫網で下から覆いかぶせ、そこに殺虫剤を噴霧して、網の枠でこすり取れば、意外と簡単に巣を網の中に落とし取る事が出来ます。網の中で足長蜂が弱った状態で沢山残っている事もあり、殺虫剤を徹底的に噴霧して弱らせ、足で踏んでつぶす等の処理をして駆除する事が可能です。もちろん、高所で作業が難しい場合には、業者さんに依頼しても良いでしょうが、自分で市販の虫網を使って駆除する事も難しくはありません。

スズメ蜂の巣の駆除にも網が使用される

スズメ蜂の巣を素人が駆除するのは危険で、やはり専門業者に依頼すべきです。専門業者さんは、巣の一部に穴を開け、そこに蜂駆除用の殺虫剤を噴射し、巣の中にいる大量の蜂を弱らせ、その上で大きな巣を虫網で受けて、巣が構造物に張り付いている部分をのこぎりで切り落とし、巣を回収します。この際に、スズメ蜂の巣に近づく時に、多くの蜂が攻撃してくれるのを、最初に殺虫剤と虫網を使って捕獲し、蜂の巣に近づきやすくします。この時にも市販の虫網や自作した網やネットを使用するのが一般的です。スズメ蜂の巣の駆除でも、虫網等の網は大活躍しています。

天井裏に再度巣を作られない様にネットを設置

スズメ蜂の巣は、駆除が終わっても、再び同じ場所に巣が作られるケースが少なくありません。天井裏等に蜂が巣を作る場合、蜂の侵入口が必ずあります。従って専門業者さんによっては、その侵入口を特定し、そこから再び蜂が侵入しない様に、防御ネットを設置してくれます。蜂の巣の駆除と共に、ネットを張り、再び蜂の巣が作られない様に対策してもらえれば安心です。巣を駆除してもらった際には、防御ネットを張る事を業者さんにお願いすれば良いでしょう。

まとめ

蜂の巣を駆除する際には、飛び交う蜂を虫網で捕獲し、攻撃してくれる蜂をまず少なくします。その上で、虫網等の網を使って蜂の巣を受け、巣が固定されている部分をのこぎりで切断し駆除します。天井裏等に再び巣が作られない様に、蜂の侵入を防止するネットを張る事も、駆除と合わせて行ってもらうと安心です。