蜂の巣を高圧洗浄機で駆除するのは危険?

自宅に蜂が巣を作ってしまい困っているという人はたくさんいると思います。特にスズメバチは凶暴な上、巣が大きいため、駆除するのが大変です。自分で駆除しようとすると、駆除するときに刺されてしまうという人も多く、特に注意が必要です。そんな蜂の巣の駆除ですが、高圧洗浄機を使って自分で駆除するという人もいるようです。

蜂の巣の駆除の方法

蜂の巣の駆除は殺虫剤を使うのが基本だと言えます。殺虫剤にはいろいろなタイプがありますが、蜂の羽ばたきを停止させる成分が入っているものだと、殺虫剤がハチに噴射させると飛べなくなってしまいます。そのほかには致死効果が高いものなど様々なタイプが販売されています。しかし、いずれにせよどんな殺虫剤を噴霧したとしてもすべてのハチに殺虫効果がありますので、プロのスズメバチ駆除業者も市販されている殺虫剤を使用しています。

高圧洗浄機を使って駆除

その一方、高圧洗浄機でハチを駆除しようという人もいるようですが、これはやめた方がよいです。高圧洗浄機の水圧で駆除しようとすると、驚いたハチは巣から出てしまい攻撃してしまうからです。特に巣の中には1,000羽以上のハチが入っていますので、大量のハチが襲いかかってくることも十分考えられます。スズメバチの毒には殺傷能力がありますので、大量の蜂に刺されてしまうと死亡してしまうことも十分考えられますので、絶対にやめましょう。蜂の巣は壁などにくっついていますが、水圧で壁から剥がれて地面に落ちるとその衝撃で巣が割れてしまいます。その時に大量のハチが巣から出てきてしまう可能性が高いと思います。一方、ミツバチの巣などは小さいため、冬に掃除しているときに巣を見つけたときは,高圧洗浄機で駆除しても問題ないと思います。その時は本当には違いないかどうか良く確認するようにして下さい。駆除した蜂の巣はゴミ袋に入れてしっかり封をしてゴミとして捨てて下さい。

スズメバチの巣の駆除は業者に依頼するのが基本

スズメバチの巣は大変大きくなりますので、自分で駆除しようとせず業者に依頼するのが基本です。しかし、こうしたスズメバチの駆除業者には悪質な会社もたくさんあり、高額の作業料を請求されるケースも目立ちます。このため、まずは役所に相談するのがおすすめです。役所にはこうした相談がたくさん寄せられていますので、問題ない業者を紹介してくれると思います。今後寒くなってくると、ハチは冬眠に入りますので、巣は今のうちに駆除しておきましょう。春になると再び活動期に入ります。